「介護の現場から逃げたい。55歳目前のホンネ」
teruhamajide50
のぼるちゃんはマジで50
利用者さんが亡くなるたび、 私は未だに涙が出てしまう。
16年もやってるのに、 「なんでやねん。」って、自分でも思う。
もちろん、毎回じゃない。
でも、長く関わった人の部屋が空になると、 夜勤中ふと「…もう居てないんや」ってなる。
看取りって、 何回経験しても難しい。
もっと言うと、看取り期より以前。段々と食事量が落ちてくる時期。食べてもらった方がいいのか、 無理に勧めない方がいいのか、 利用者自身の尊厳、性格、それまでのバックグラウンド。家族との関係性。などなど、介護士それぞれ考え方も違うし、そもそも正解は一つじゃない。とにかく難しくて、デリケートな問題。
「少しでも食べて欲しい」って、 介護士のエゴなんかなって思う時もある。
たぶん、この仕事、 ずっと答えは出ない。
介護って、慣れが必要な仕事やと思う。
オムツ交換も、夜勤も、急変対応も。 慣れないと続けられない。
入れ込み過ぎると自分がしんどくなってしまうのも事実。ある程度の距離感は必要。
でも、 人の人生の終わりに完全に慣れてしまって、 亡くなった時、何も感じなくなるのも、 私はちょっと嫌やと思ってる。
空っぽになった部屋を見ると やっぱりなんか胸が重くなる。
未熟と言われたら、 確かにそう。
それでも私は、 利用者さんが亡くなった時、 少しくらい心が動く気持ちは持っていたい。
たぶんこの先もずっと。