”のぼるちゃん”ってどんな人?
心のつぶやき

初めての精神科 〜私が休職を決めた日〜

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「死んだらどうなるんやろ?」

ふっと、そんな言葉が頭に浮かんだ。
その瞬間、「もう限界かもしれない」と思って、私は精神科に行くことを決めた。


休職までの流れ

前年夏頃〜

睡眠不足と多忙、長時間の残業で体調の異変に気づき始めた。

  • 眠ってもすぐ目が覚める
  • ベッドに入ってもなかなか眠れない
  • 精神科に行こうと思いながら、なかなか足が向かない

前年9月

12月末付けで退職届を提出。

前年12月

人手不足のため退職を延期。

  • イライラが増え、疲れが取れない
  • 小さなことで涙が出るようになる
  • 集中力が続かず、仕事でミスを連発
  • 理由もなく涙が止まらなくなる
  • 夜、まったく眠れない

今年4月

ついに限界が来て、精神科を受診。
鬱の診断を受け、即日休職となる。


最初に伝えたいこと

もし今、あなたが「ちょっとしんどいな」と感じているなら、
まずは近くの心療内科を調べておいてください。
なぜなら「初診は予約制です」と言われることが多いからです。

私も、いますぐ助けてほしいと思って電話したけれど、
「初診は予約が必要なんです」と断られてしまった。
この時は「心の病院なのに助けてくれないのか」と苛立ちも感じたけど、
今思えば、それはただの八つ当たりでした。

しかもその日は水曜日。翌日は木曜休診。
結局、受診できたのは金曜日でした。


本当は、もっと早く行くべきだった

実は、10ヶ月くらい前から「一度診てもらっておこうかな」と考えてた。
限界が来た時に診断書をもらいやすくなると思って。

でも、やっぱり精神科ってハードルが高い。

「今日は疲れてるから、また今度でいいや」
そうやって何度も後回しにしてしまった。

その間にも仕事はどんどん溜まり、
暗いうちに家を出て、真っ暗な中帰る日々。
心も体も、じわじわとすり減っていった。


だから、あなたには早めに受診してほしい

「自分はまだ大丈夫。」
「ちょっと辛くて涙も出るけど、まだ笑えてるから大丈夫。」

――ちょっと待って。
その“まだ大丈夫”という思考自体が、もう危険信号なのかもしれません。


精神科の待合室にて

やっと予約が取れたのは、家から車で30分の病院。
近所の病院は、初診予約がどこも1ヶ月以上先だった。
「こんなに病んでる人が多いのか…」と、逆に不安になったのを覚えてる。


診察で言われたこと

先生には、仕事、家族、今の気持ち、体の症状…いろいろ聞かれました。

鬱の診断スケールのようなチェックシートにも答えていくと、
自分の回答のほとんどが“YES”で、
「やっぱり…」と思いつつ、どこかでホッとした自分もいました。


「明日から休んでいいよ」

先生が言ったこの言葉に、私は本当に救われました。

「仕事できる状態じゃないよ」
「もう明日から仕事、休んでいいから」

先生の言葉にようやく、自分を許された気がしました。


その後のこと

抗うつ剤と眠剤が処方され、次は2週間後の診察。
正直、先生との会話は“診断のため”という感じで、
気持ちが軽くなるようなカウンセリングとは少し違っていました。

もしかしたら、心療内科の方が寄り添い型かもしれませんね。


最後に

あの時、受診を決めたことは、私の人生の分岐点でした。
あのまま無理をしていたら、きっと今ここにはいなかったと思います。

今は、こうしてブログで言葉を綴ることが、何よりのリハビリです。

まだスタート地点に立ったばかりですが、
このブログを通じて、誰かの心が少しでも軽くなったら嬉しいなと思っています。


あなたへ

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

休職してみて、改めて思います。
人は「休息」があるからこそ、「頑張る」ことができるんだって。

だからどうか、自分に優しくしてあげてくださいね。
仕事ばっかりじゃ、ダメですよ。

ストレスの多い今の時代だけど、
もっと景気が良くなって、みんなが笑って過ごせる日が来ると信じて――。

🌿🌈😊

ABOUT ME
のぼるちゃん
のぼるちゃん
始めまして、のぼるちゃんです。✨✨
どこかのオジサンっぽいですが…実は50代シングル女性、バツ2で、3人と一匹で暮らしてます。🌿

ちなみに「のぼるちゃん」という名前。
これはハタチの時、ミナミのパチンコ屋ワールドでバイトしていた頃のあだ名ですが、理由は謎。😂

年下いじられキャラで可愛がってもらってたあの頃を思い出しながら、50代の今を、等身大でゆるっと綴っていきます。
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