介護ってある意味報われない仕事だね。
今日、がん末期の利用者さんが亡くなった。
まだ入居されて3週間も経ってなかった。
ホントに短いお付き合いやったけど、それでも
やっぱり気分は重くて、辛い。
介護の仕事をしていると、「命」と向き合う場面は避けられない。
そして、こんな日ほど考えてしまう。
「介護って、ある意味報われない仕事やな…。」
明日から又、笑顔で仕事する為に今の気持ちを一旦吐き出しておきたい。
どれだけ頑張っても、気持ちがゼロになることがある
介護は、「治す仕事」じゃない。
もちろんケガや病気でも一定は回復される。
でも多くは、年齢や病気と向き合いながら少しずつ落ちていく。
リハビリを頑張っても、少しずつ歩けなくなる。
食べられていたものが食べられなくなる。
昨日まで笑っていた人が、認知症が進むとだんだん表情がなくなっていく。
介護の仕事は、その変化を一番近くで見続ける仕事。
だから真剣に向き合いすぎると辛くなる。一定の距離感を持つことがすごく大切なんだよね。
わかってるのに、それが難しい。器用になれない私。
「こんなに頑張ってるのに・・・報われない。」
そんな日がある。
何も起きなかった一日は、評価されない
たとえば夜勤。
事故もない。
転倒もない。
急変もない。
大きな事は何事もなく朝を迎えられる。
でも、それは決して「何もしていない」わけじゃない。
何度も居室を巡視したり、オムツ交換に回ると手が出て殴られそうになったり、拒否されたり、暴言履かれたり、はたまた、小さな変化に気づいて、危険を先回りで防いだり。
介護は、何かを起こす仕事ではなく、何も起こさないようにする仕事。
だから、その頑張りは表には見えない。わざわざそれを言う事もない。
それなのに何か起きた時だけ責任を問われる、何も起きなければ「当たり前」。
そんな仕事。
人を支える仕事なのに、人に傷つけられることが多い
介護はチームで行う仕事。
介護士、看護師、リハビリ職、ケアマネジャー…。
たくさんの人と連携しながら利用者さんを支えてる。
だからこそ、人間関係に悩むし、これが原因で辞める人が一番多い。
忙しい日は、どうしても口調がきつくなる人もいる。
理不尽なことを言われる日もある。
「仲間なんやから、もう少し思いやりを持てへんのかな。」
もちろん、みんながそうじゃないし、
余裕がない時は、誰だって言い方がきつくなることもある。
でも、不思議とそういう言葉は、言い返さない人や優しい人に向きやすい。
私は何度も考える。
「私は自分で自分の値打ちを下げてしまってるよね。」って。
頼まれたら断れない。
自分の意見も言うけど、それにかぶせて言われると、相手を優先してしまう。
それが、いつの間にか「何を言っても大丈夫な人」という今につながってるんやと思う。
でも。
優しさと、自分を大切にしないことは違うんやんね。
仲間やからこそ、お互いを尊重できる職場であってほしい。
家族にも伝わらないことがある
面会に来られたご家族が見ているのは、その人のほんの数十分から一時間程度。
私たちは24時間、その人の生活を支えてる。
眠れなかった夜。
少ししか食べられない日。
転倒しそうになって、とっさに支えた瞬間。
昨日より笑顔が見れた事。
そんな小さな変化を毎日見続けてる。
でも、その積み重ねは家族は見えないからわからない。
どのご家族も皆さん言って下さるんだよね。ありがとうって。
でも言葉だけの『ありがとう』と、心からの『ありがとう』って全然違うんよね。
だからこそ、心からの「ありがとう」をもらうと、すごく嬉しいし、ホントに救われる。
それでも介護を続ける人がいる理由
辞めたいのに辞められへんのはなんで?
ここまで読むと、「やっぱり大変な仕事やな。」と思うかもしれない。
実際、大変やし。
体力も使う。気も使う。夜勤とか不規則で健康にも最悪。
それやのに文句まで言われて、心も削られる。って言うか、普通にえぐられる。😂
それなのに、仕事を辞めても、また介護に戻ってくる人がいる。
なんでやろね、あほちゃう?😂自分でも訳わからん。
認知症でいろんな事をすぐに忘れてしまうのに、手をぎゅっと握ってくれる人がいる。
「あんたが居ってくれて助かったわ。」「ねえちゃんが一番好きや。」こんな言葉が何よりのご褒美やねん。これがなかったら辞めれるのに😂
だって、その人たちの言葉には嘘がないねん。この一言で、嫌な事がチャラになってしまったりするねんな~。😂
数字では表せない喜びやね。😂
報われない仕事。でも、無意味じゃない。
高齢者の介護は何も生まない、生産性がないとか言われるよね。
確かにそれはそうかもしれない。でもだからって、ほったらかしにしていい訳でもない。
介護は、成果が見えにくい。
表彰されることもない。
給料からしても、決して楽な仕事ではない。
だから、「報われない」と感じる日は確実にある。
でも・・・
「姉ちゃんがシップ貼ってくれたら寝れたわ~良かったわ~」
「薬飲んだら痛いの治ったわ、ありがとうな~」
「姉ちゃんの元気な声聞いてるだけで元気なるわ~」
って、それを打ち負かしてくれる嬉しい言葉も貰えるのよね。😂
介護は、人の人生の最後に寄り添う仕事。
派手じゃない。
目立たない。
しんどい仕事。
でも、だれもしなかったらどうなるの?
だから私は思う。
報われない日はある。
理不尽な日もある。
心が折れる日もある。むしろ、いっぱいある。
それでも、誰かの「ありがとう」で救われる日がある。
私の場合は、その一言になんとか支えられて続けることができてる。
明日もなんとか頑張ろ~。😂
もし今、このブログを読んでいる介護士さんが私と同じようにお疲れモードなら
これを伝えたい。
あなたの仕事は、ちゃんと誰かの人生を支えてるよ。😊
あなたの頑張りをちゃんと見てくれてる人は必ずいるよ。😊
あなたの優しさにちゃんと気づいて感謝してくれてる人がいるよ。😊
自分の事をちゃんと褒めて、大事な存在なんだと認めてあげて。😊
利用者さんを大切にするように、自分の心も大切に。
それが、長く介護を続けるために必要な「薬」なんだと思う。なんてね😁
